one of one 【ワン オブ ワン】とは、1分の1。つまり、「たった1つの」「唯一の」という意味です。

服作りに欠かせないブランドの象徴である「針」・「鋏」・「糸」の3つの道具を掲げたエンブレムの下、ファクトリーブランドとしてプライドを持って、それぞれの職人達が1着の服を完成させています。

この製品は自社工場で作ることにより、テキスタイルからパターン、縫製、洗い加工、最終の仕上げまで全ての工程に目が行き届いた妥協のない製品です。
沢山の物作り、服作りのプロフェッショナルの共同作業によって生み出されています。

製品1着1着が、「あなたの唯一の、たった1つの1着」になって欲しいという願いが込められています。

ROOTS

DENIM テキスタイル
20年テキスタイルメーカーに携わっての集大成企画の素材です。
通常DENIMはアメリカの作業着として生まれ、今日ではおしゃれ着のワンアイテムとして存在していますが、まだまだ海外ではドレスコードにかかるファッションアイテムの一つです。
日本でのDENIMの歴史は浅く、作業着で言えば日本伝統の作務衣の歴史の方が古く、和のテイストからの発想で企画された素材です。

糸素材を形成している糸は、昔ながらの手紡ぎにて試作の糸を作りそれを元に紡績に依頼し糸を作り上げました。
次に、出来上がった糸を紺屋さんにお願いして紺屋の会長さんが長年したためていた藍色に染めていただき、日本でも有数の機屋さんの中でも帆布の織物生産している機屋さんにお願いして出来上がった素材です。

当然、各工程でこだわりを持って素材づくりを進めていきましたので、改良の繰り返しでした。しかし、改良を重ねるごとに素材のDENIMは進化していきました。

故に一本ごとに微妙な風合いの違い、色の違いはあります。
一般市場では均一な金太郎飴の様な製品が基準として在りますが、one of oneのパンツは、その概念を生産者側の発想と、エンドユーザー側からの発想でお互いに喜びを分かち合える物として作り上げました。